北のこと、今まで見たことない景色がおもしろく、「見たことのないことっておもしろいんだな」と当たり前のようだけど新鮮な驚きがある。二人が握手するところは、自分でも意外なんだけど感動があった(割と感動しやすい性質)。これから全部スムーズに行くんだーとは思っていないけど、離れ離れになった人たちや苦しい時代を生き延びた人たちはやっぱり嬉しいだろうなと思うと。

 

日本の報道では日本との歴史について、「不幸な過去」という言葉や、その清算のことを「支援を求めてくる可能性もある」等述べていて、ほんとにかたくなに、過去を普通の言葉で伝えたくないんだなーと、こちらにも驚いてる。支援て。戦後補償ってほんとにかたくなに言わない。政権の意図を汲んでのことだろうね。対話に意味はないとかたくなに言い続けていたわけも、ここなんだろな。否定して修正してきた過去をひっぱり出されると困る。支持基盤の人たちが信じたいことを否定されると困る。(だからもし帰還が叶う場合は補償ではなく支援という形に持って行き、後年になって補償が終わっていないことでごちゃごちゃするという…)(小泉さんの時の見返りは何だったんだろ、報道はあったのかな。)

 

日本が求めている件にしても、歴史を把握していないと、他国から見たら何を言ってるのかなという感じなのでは(しかも米韓に依頼という手段…)。被害の回復を求めるのは当然のこと、でもその心や頭の隅には歴史の理解もあるべきと思う。