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おいしいということ

キッチン 読書

先々週だったか金曜にクッキーを焼き、土曜にはなくなり、土曜の夜また生地を作り、日曜に焼いた。しっかり冷やして輪切りにするとほんとらくちん。

 

砂糖、色々混ぜるとおいしいかと思ってるので、家にあった上白糖とてんさい糖ときび糖を使った。てんさい糖ときび糖はつぶつぶが残ってしまうんだけど。なんだか味がぼやけてる気がしたのは、バターの塩気が強いのかも。地元の乳業メーカーのものなんだけど、以前より塩味が強い気がする。作るのはクッキーやパウンドケーキくらいなのでまあいいかと無塩でなく有塩で作ってて、これまでは気になったことなかったんだけど。前回はココアが薄かったのでしっかり入れた。おいしくなった。抹茶を入れるのも好き。薄めのカリカリが好きと思ってたけど、厚めも良い。オーブントースター750Wで10分は少し長いかも。2cm角くらいの一口サイズが食べやすくていい。

 

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この冬、冷凍ミカンにはまってる。最初は普通に食べてたんだけど、子どもの頃好きだったのを思い出して凍らせ始めた。昔のように丸のままじゃなくて房に分けてる。温州ミカンタイプから始めたけど、いよかんのような、酸味のあるタイプのものがたまらなくおいしい。はっさくも良い。味が好きなのもあるけど、シャリシャリの食感が心地よくくせになる。

 

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アノスミア わたしが嗅覚を失ってからとり戻すまでの物語

嗅覚を失って取り戻していく人の話を読んでいる。アノスミアという邦題は嗅覚を失う症状を指している。味って、舌だけでは甘味・辛味・苦味・酸味・うま味も単調。つまらないしおいしくないらしい。鼻から吸うことと喉から鼻に抜けるの匂いが分かることで色んな味を感じられて、味を楽しむことができる。嗅覚がなくおいしさが感じられない時に少しでも助けになるのが食感というのはすごく分かる気がする。自分で焼くクッキーも冷凍ミカンも、私には味より食感の魅力が大きいかも。何か食べたいと思う時、食感を思い出してることも多い。

 

著者は嗅覚を少しずつ取り戻していくんだけど、その過程で、精神状態が嗅覚の敏感さに影響する時がある。気持ち良く安定している時もそうだし、不安やストレスが大きい時も。

 

フランスのグラースやNYでの調香師学校の話が面白い。匂いって嗅いでいると分からなくなってくるものだと思ってたけど、学校では嗅いで嗅いで嗅ぎ続けて鍛えて行く。

 

おもしろかったんだけど、こういう作家ではない作者による本に割とよく感じる、扱ってる題材に本人のプライベートが織り込まれる時のぎこちなさが苦手だった。記事や論文に日記を挿し込んだような雰囲気。作者にとっては全て結び付いていて重要な事で書かずに飛ばしてしまうと成立しないのは分かるんだけど、あなたと彼とのことそんなに知るつもりなかったけど…という気持ちになる。