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田舎へ墓参
山に囲まれた村できれいな空気をたくさん吸ってきた
生活には便利ではないし(耐えがたいほどの不便さではないけど)、もし生まれてからずっとそこに暮らしていたらまた違う風に感じるかもしれないけど、
他に人の気配を感じない、視界には山と空だけのような空間はやっぱり気持ちいい
小さな山々が迫っている地形で、広々とはしていないんだけど
お墓は山の中にあり、急な坂道を上るので、足腰が悪いとちょっと難しい
お盆には仏壇前だけでお墓までは行かなかったけど、今回は母が行くと言うので
いとこが、草もすごいだろうし虫もすごいよと虫よけスプレーを持たせてくれて、覚悟して行ってみたけど、日陰だからか草も生えておらず、虫も大丈夫だった
家の隣の山で、思いもしない物と再会
山道に同化している毛糸の帽子
どうもこれは、私が5年ほどか、もっと前になくして悲しんでいた、つば付きの毛糸帽では
ひっぱりあげると、大きなミミズと土と草
ほとんど誰も通らない場所なので、私のものだろう
拾ってもどうしようもないので、再び同化させてきたけど、拾って捨てるようにしたらよかったな、分解されなそうなので
今度行く時ゴミ袋持ってこ
でもほんとにびっくりだな
なくした後も、数回は通っている道なんだけど、全く気付かなかった
田舎町では催しがあるようで、人がいた
売り物の少なくなった市場で、残り3袋のドーナツを買い占め(家で作るような何の変哲もなさがおいしい)、十割そばを食べて帰った
エビと甘長唐辛子の天ぷらののった乗ったそば、おいしかった
そういえば、昨冬の終わりに、また手袋をなくしてしまった
運転用の、手のひら側がスエードの手袋
以前使っていた超お気に入りをなくして代わりに調達したもので、さほど気に入ってはなかったんだけど、いつも使うのでないと困る
スーパーで片方落としたけど、誰かが拾ってカウンターに届けてくれて戻って来たのに
結局消えてしまうなんて悲しい
寒くなる前に新しいの探さなくてはだ
良い革の手袋が一組あるけど、なくすと悲しすぎるので、あまり使えずにいる