お盆に、母の実家へ

 

以前からこの場所がとても好きだ

久しぶりに縁台のような所でゆっくり遠くを眺めた

小さな谷を挟んであちらとこちらがあり、

こちらからはあちらの村と山と空が見える

 

ほんの30分くらいかな

短い時間だけど、ゆっくりさせてもらった

ほんとにああいうところは、心がゆっくりできる

1日いさせてもらって庭の手入れとか読書とかしていたい

 

もうここも誰も住んではおらず、いとこが町から通って農地をやっている

村全体でも、後継ぎがいるのは2軒とか

それでも放置されている家はない

 

遠方に住んで時々帰っている様子の方と一度話をしたことがあり、その時は売りたいということで実際に買いたいという人とのやり取りもあったらしいけれど、その後売るのはやめたようで、せっせと手入れをされていて、行く度に前を通りかかると庭や壁や何かと変化がある

「ここからは海が見えるんだ、○○君(私のいとこ)とこからは見えないけど!」と海を見せてくれた

子供の頃から来ているけれど、この村から海が見えるとは知らなかった