投票行こ
今まで行ったことない人や、一生行かないだろなって思ってる人、
今回は行ってみたらいいんじゃないかな
一生に一回行くなら、今回行くのはいいんじゃない?
どこに、誰に、投票するにしても。
今回はちょっと違うな、という感じが、今日が近づくにつれてだんだん強くなっている。
もうこういう空気にはこの国はならないだろうと思ってたような気がする。
揺り返しの起こりにくい国だな、と思っていた。
個人的にも少しいつもと違った。いつもはさほど迷う余地なんてないのだけど、今回は行く前に確定していなくて、でもまあ行けば自然と決めるだろうと行ったものの、投票用紙を前に、しばらく迷った。そんな迷うなんて初めてだった。結局いつもと同じような感じの投票先にした。
いつものように期日前に行ったけれど、その後色々見て、変えても良かったかもーと思ったりした。投票日までに何かあるかもしれないから、投票日に行くのがいいのかもとは以前も思ったことがある。
投票後にも色々見ていて、声を上げてる人の多さに驚いた。
この人も、あの人も、へー、こんな人も、と。
政治のことを普通に話題にするのはタブー、みたいな空気、誰に教えられた訳でもないのに、上手に染み渡った国。
選挙行った?投票した?なんて、友人同士でも職場でもあまり話に上がらない。
そんな国で。
他の色んな国に比べるととても緩やかだけれども、でも。
以前の政権交代の時に選挙に初めて行ったという友人がいたように、近年のこの何と呼んでいいか分からない状況の中で、政治に全く興味ないと言ってた友人だったり親戚だったりが、「なんなのいったい」と憤っていたり、
あまりにひどいと、気づかずにはいられない、他人事だったのが自分事になっていくんだろう。
私も今になって、街頭演説、双方の、聞きに行ってみたらよかったななんて、初めて思っている。
いつも選挙が好きな人にとっては今回は最初から熱が違っており、親族の一人もいつも以上に熱心に協力していたのを、少し引いた目で見ていたのが今は少し恥ずかしいし、がんばってたことにありがとうという気持ち。(引いた目は、この親族個人について、冷静な自身の考えがないように見えていたからなのだけど、それでも今後は見方が変わると思う。)
揺り返しが大きければ、その分また、様々な手段で押し戻しが図られるだろうけれど、小さくても変容し力を得たものは、これからもその力を持ち続ける。投票したことなかった人が、普通に選挙に行くようになるように。
揺り返す力が大きくなっている一方で、というかその誘因の一つとして、補助金・助成金や国の事業や政策から利を得る企業等組織の肥大増大があるので、小さい力がどこまで伸びるか、選挙後も伸びて行けるか、といったところではあるけど。
(前回の政権交代時に上手く行かなかったの、官僚が政府に協力しなかったように見えたのだけど、実際どうなんだろ)
希望ってまだ、生まれるんだな、というのを感じている。感じさせてもらっている。