山の道端を歩いてるとドクダミヒメジオンがきれい。摘んできて生けてみた。

 

ドクダミは姿がほんとに美しい。1本でも数本でもたくさんでも、ほんとに景色になる。葉も花も茎も、それぞれ美しい。

 

家で普通に生けるなら、同じ花だけが好きなのだけど、余ったのを合わせてみたら、この2種はいやじゃない。新しいかわいらしさが生まれた。

 

農薬や除草剤が使用されていないことを祈って、どくだみ茶にもしてみた。子供の頃、家では子にアトピーの気配があるのではと心配した母によりどくだみ茶ばかりだった。子どもの口にはおいしくはなく、たまに麦茶を飲むとおいしくてうれしかったけど、今ではどくだみ茶も好き。

 

食べられないのかな、と調べてみると、東南アジアではサラダで食べたりするそう。日本でも積極的に食べてみてる人がいた。くせになる、ないとさびしい、という域に達しておられる。私も葉をかじってみた。しっかりした茎についてたのはあまりに苦くて食べるのは無理だったけど、まだ若そうなのは、確かに、少し、パクチーみたい? まあそのまま食べるのは難しくても、風味付けとか、何かに使えそう。

 

以前はどくだみは庭にはびこってただただ困る物だったのに。なぜあの頃はお茶にしようという発想がなかったんだろ。

 

ももっと以前は、庭や道端にはびこったりもしてなかったんだよね。お茶は飲んでても生えてるの見たことなかった。こういうのってなぜなんだろ。外来種じゃなくて、昔は人の生活域にそんなになかった植物がはびこってるの。