good summer reads 1
久々に本の感想。
かわいかった。
色んな絵巻から1シーンをピックアップして紹介してある。絵も話も面白い。今の人が絵本や小説やアニメを楽しむように、昔の人も同じようなことを楽しんでいたんだな。読む方も作る方も。
絵巻というのは、まず、詞書(ことばがき)という文字だけのページ(ページとは呼ばないでしょうが)でストーリーを楽しんでから、そのシーンの絵を楽しむ、という構成だそうです。(絵の中に文字が綴られているのだと思っていたら違った。)
日本史で有名な絵巻の名前だけ覚えたりした記憶があるけど、ちょっとこういう解説があると面白さが違うよね。
各絵巻の説明の文字が小さく薄く、もう少し大きくてもいいかもなーと思った。年齢層高めにも受けそうな本なので。少し大きい版の方が見応えも出て面白いかも。各絵巻から複数取り上げてあっても良かったかも。でも、絵巻初心者にはとても面白く、心くすぐられる良い本でした。くーるじゃぱん!
これからこっちを見ます。