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途中からつけた今朝の日曜美術館、画面に映っていた素描を見て鴨居玲展かとしばしぬかよろこび。レオナルド・ダ・ヴィンチやミケランジェロ (・ブオナローティ) の絵でした。
しばらく前、図書館で鴨居玲の画集を見ていて、「とにかく絵が上手い」というような評があった。画集おもしろかった。少なくともネットで見るだけより、ずっと手応えがあった。見る数もずいぶん違うから当然といえば当然ですが。(でも実物を見る手応えとは全く違う手応えかも。実物を見てから図録など印刷物を見ると、たいてい印象が異なる。)借りようかと閉架から出してもらったらずいぶん重たい本気の画集だったので、図書館で見た。あまり時間がなくてざーーーっと見たけど、それでも家に持ち帰るより図書館での方が落ち着いて見ることができて良かったかも。また図書館でゆっくりと見たい。
ふと今日曜美術館のサイトをチェックしてみたら、6月14日に展覧会情報コーナーで紹介されてた。巡回情報もあった!
5月30日~7月20日 没後30年 鴨居玲展 踊り候え 東京ステーションギャラリー
【巡回】
7月26日~9月6日 北海道立函館美術館
9月12日~10月25日 石川県立美術館
10月31日~12月23日 伊丹市立美術館
おお!巡回なら行けるかも!東京行けないかな~なんて思っていたところだった。各展示、中5日で回すんですね。100点ほどらしいから、それくらいで普通なのかな。
(前にこの展示について書いてたの鴨「井」にしてました。直した。)
はっとこ。
没後30年 鴨居玲展 踊り候え | 取材レポート | 美術館・博物館・イベント・展覧会 [インターネットミュージアム]
鴨居玲について書かれた本はいくつかあり、こちらは、今回の展示に合わせて出したんでしょう。鴨井さんの絵を扱っていた画廊の方(というか、この方自身が有名ですよね)による一冊。お商売熱心なのは全く良いことだけど、ちょっとやらしいなーという気はします。タイトルの「死を見つめる男」というのもどうなんだろ。
でもまあ読んでみよかなと思う。けれどこのインタビュー記事を読んでちょっと気持ちが引いた。口調のせいだろうか…。
社告:鴨居玲没後30年展、開催中 人間への愛情、前面に 日動画廊副社長・長谷川智恵子さんに聞く - 毎日新聞
こちらも読んでみたけど、やっぱりどうも言葉が軽く滑る。気のせいだろうか。気になる。
生き様もファッションも、昭和を破天荒に生きた画家・鴨居玲の知られざる姿 - ライブドアニュース
リンクがきれいではないけど、笠間日動には鴨居玲の部屋をオープンするそうです。
こっちの方が読みたい人多いんじゃないだろうか。本人の著。廃刊なのかな。どうして復刊しないんだろ。版権やらのためだろうか。