最近のテレビ

朝ドラはあんまり…視聴率いいというニュース見てほんとに??と思う。マッサンの変わらなさに飽きたような。しばらく空いて久々に見るとあれまた同じかと。そりゃ何かを成すって時間もかかるし失敗もあるし現実でも紆余曲折の年月だろうけど、ドラマとしてなんだかな…マッサンの演技力のせいも大きいのかな。ずっと同じ演技を繰り返し見てる感じ。エリーさんの演技は、ちょっと飽きつつ、でもふと光る所も見えたりするけど。エマ子役けっこう良かったけど成長したら英語がなまっていたりでその辺繋げてほしかったような(周りの人がエリーさんがよく口にするような英語を真似たりすれば、それが移ったりもするだろうけどうーん)。雰囲気ももちょっと繋げてほしいしちょっと役柄より年上感出過ぎな気がする。脚本家が男性で、男性の夢とか理想を描いてるみたいにどこかで読んだけど、勘弁してほしいなという気がするところもある。敏にいが小池さんに告られるまで、告られても、うじうじしていて、小池さんにちゃんと言わずお父さんにお嫁に下さいとか言ってるのとか。なんだろうなー。そういえば、どうなんだろと思いつつ見ていてとうとう見なくなったきっかけは、鴨井商店がウィスキー工場作った時の挨拶で、英一郎が「ラブです!」って言ったあれだった。ラブて。やっぱり脚本かな。広島の家族とか、野々村さん一家とか、良いとこもあれこれあったんだけど。

 

花萌ゆは初回からかなりひっかかっていた大沢たかおさんの年齢の刻まれた風情と役柄の若さが全く合わなくて見ていられない。ひどい。大沢さんがひどいということではなく、キャスティングがひどい。井上真央さんは子ども泣きが、悪くなかった。けど、今の所(と言っても2回まで見てその後はつまみ見)、どうなんだろうかよく分からない。中心人物で唯一しっくりきているのが吉田松陰。伊勢谷さんは実年齢は今の松陰より上だろうけど、雰囲気で行けてる。井川遥さんきれい~。

 

ということで、楽しみな連ドラはダウントンアビーだけ。出演することですごくプラスになるドラマや映画ってあると思うんだけど、ダウントンってそういうドラマなんじゃないかな。登場人物は多いんだけど、全員が生き生きと描かれてる。グッドワイフの続きをやらないらしいと聞いてがっかり。ボーンズやグレイズアナトミー、ホワイトカラーの辺りを見たいけどあんまり見れない。(ホワイトカラーはストーリーも面白いけど、ニールと出てくるインテリアでの目の保養…。)(美しい俳優がゲイだと知った時にいちいち心ががっかりしてしまうのはなんなんだろう笑。ストレートでも私にはさっぱり関与する余地ないのに。だからと言って見る目は変わらないんだけど。)この辺のドラマを続けてがっつり見たいなあ。

 

よく見ている世界街歩き、マドリッド編(以前にも放送したものだったみたい)。スペインって意外ととてもおしゃれなんだよね。ファッションが。ショーもないし(あるんだろうけど、パリミラノロンドンNYみたいなのはないから)欧州の端っこなせいか地味なイメージを持っていたんだけど、王室もいちばんおしゃれ。洗練されていて上品。(お金的スキャンダルはあるけども。)

 

今回なんだか嫌だったのが、ゲイの町と言われるエリアでゲイの人が増えたことをどう思いますか?と町の人に2回も聞いていたり、でもまあ、多様性を受容する肯定的な意見を引き出すためかなあ…と見ていたら今度は、おたく的ショップが数軒できた通りでも、街の雰囲気変わっちゃったら嫌じゃないのかななんていうナレーションが入り、また町の人に聞いてた。コスプレ的な人が歩いてるのはどうもよく分からないけど、みたいに言うと、そうだよね、という反応をし、でもそうして新しい風が入って来るのはいい、ここはそうじゃなきゃ、のような話に、えー?という反応で、なんなんだ、この制作は…。なんか変なトーンだった。世界のいろんな街やそこで暮らすいろんな人を紹介する番組なんだけど。偏狭なナレーションだった。多様で当たり前みたいなスタンスじゃないのか。