この一週間、なぜか藁にもすがる思いになっていて、本当にいろんな人に話を聞いた。

全部が、直接あるいは今後の為の参考になった。ほんとありがたかった。

 

母のMRIに付き添った時、次の順を待っているおじさん。

最初は、藍のボーダーT が素敵で、どこのかなー聞きたいなー父にも似合いそうだなーとちらっと見ていたのだけど(最近両親にボーダーTをあげたところだったので普段以上に注目した)、ふと、病院のこと等聞いてみようと思って話しかけた。

 

病院で病気のこと聞かれるなんて嫌かなと心配したけれど、親切に色々教えて下さった。MRIの服に着替えた後も、検査着姿の時に近寄られるのいやかもと遠慮してたら手招きして話を続けてくれた。

 

母と同年代、同じ病気、同じ担当医。手術と他院でのリハビリを経て快復していたが、半年ほどで別の症状がでてきて今回のMRI。若い頃(数十年前)にも同じ病気で一度手術してる。他院。(この時の執刀医はいい先生で開業してるとのこと。)

 

医師には、別の病気だろうと言われているとのこと(「別の病気」の意味するところは不明だけれど、伺った症状は同じ病気の症状としても当て嵌まるものだった)。

 

(こういうことが少なくない疾患なので、あの過敏で失礼な対応なんだろうか。)

 

もちろん術後経過はケースバイケース。この一例だけで、医師の技術についてはいいもわるいもない。ただ、術後に後遺症や進行があった時に、素で明確に説明できる医師でないと嫌だなというのは転院の判断基準になった。

 

丁寧な、気持ちのいい話し方のおじさんで、手術についても、それ自体は上手く行ったと思う、腰の痛みはとれたとおっしゃってた。(現状の症状があるためかもしれないけれど)いい先生だよ、という言葉はなかった。

 

互いに身元が分かる質問をせずに会話が終わったことも、気持ちがよかった。(やたらと、どこのだれというのを追求する人もいるので。)

 

同院の看護師長だった友人母の、後輩師長(最近退職)のコメントでは、二名のうちもう一人の専門医(今回担当ではない方)の名前が、人気があるとして挙がっていたことも判断を促した。(後日、この院に在職してた別の方のルートでは「オススメは見つからなかった」という回答頂いた。)

 

友人の、「家族の為に色々な所から情報を集めること、大変だけど大切だと思う」という言葉は、しつこい情報収集、両親へのしつこい働きかけ(いやがられそうだけれど粘った)、転院の判断の支えになった。

 

今回コンタクト取ったのは、ほんとうに久々に連絡をした人たちばかりだったのだけれど、皆早々に返事をくれ、対応してくれて、驚いた。多分私が逆の立場でもそうするだろうけれど、でも驚いた。ほんとにありがたかった。

 

(病気のことは人それぞれなので病名は書いていないし、晒すつもりはないので病院名は書いていないので、読んで下さっても参考にならなくてすみません。)

 

(あの医師も、きっと誰かにとっては「いい先生」なんじゃないかと思う。そうだといいし。)