今年はいつにも増してクリスマスという気分がなく、昨日ようやく玄関にプレートを飾った。そしてタルトをいただいた。

 

今年も地元ニュースではツリーが飾られました!といくつか紹介されていて、例年の通り、なんでそんなのなの、、、というのもあったけど、以前トイレットペーパー巻いたの?という風情の物を出してた施設のツリーがオーソドックスな飾りになってて良かった。どうしたんだろう、担当が変わったのかな。すごく素敵ではなくても、日本のオーソドックスなツリー。

 

神戸のツリーは、、企画の経緯や意図や、まあ色々あれだけど(鎮魂とか絆とか耳あたりの良さそうなこと取ってつけたように言うのってきらい。でっかいツリー立ててみんなで楽しんでお店出してみんなで稼ごうぜ!て言ってる方がいい)、でもなにがだめって、わざわざ作っといて見た目がだめなのがいちばん悪い。神戸でもこれか…と思った。ロックフェラーセンターに勝つ!とか言ってしまうのもね、、、ほんと田舎の悪い所だよ、神戸なのに。高さしか頭にないのだろうけど。あれ、応援してたサイトのおじさんも絶対わぁすてき!なんて思ってないでしょう。木の見た目も、台座?の見た目も。ハンターの人だって、これまでもうちょっと雰囲気いいもの作ってきてるのでは??と思ったけど、クリスマスツリーはだめなのか、以前のツリーも、クライアントはよくこれでOKしましたね、という感じだった。

 

なんだろな。人間は普通に暮らしてるだけで自然に負荷をかけ過ぎなので、わざわざ自然のものに不要な負荷をかける行為は避けたいと考えているけど(風船飛ばしとかね、生分解されるらしいものも分解されるまではゴミとして存在するので、止めたらいいと思う)、でもお金がある人が欲しがる珍しい物を採って来るビジネスが昔から存在し続けていることについては仕方ないかなというか、やめて!とまでは思わない(今回はそういう仕事とはまた違う流れだけど)(トロフィーハンティング的なイメージもある)。でもやっぱり古いオリーブをはるばる移植して喜んでいる姿等には大きな違和感を覚える。木は身の周りでたくさん使われている、考えてほしい、とか、君が言ってもなというきれいごとを並べすぎていて。この木についても、最初から、伐採して建材にします、伐採して雑貨にします、とか、伐採してツリーにしてから雑貨にします、というだけだったならこの気持ち悪さは生まれなかったと思う。

 

海辺って風強いはずだけど、倒れずに立ってることに関してだけは、プロなのかな、という感心はある。

 

よくないクリスマスものとしては、店員さんがやたらサンタ帽を被るのもいらない。いかにも安っぽく、清潔感もなかったりする。エプロンにちょっとブローチみたいな飾りを付けるとかにしてはどうだろうか。