まだまだ続く爽やかで温かい秋。なのだけど。晴れてほしい、せめて降らないでほしかった昨日だけ、雨は降るし風は吹くし、ああ冬が来るなという冷たい空気だった。今日は一転、冬はまだ先な温かさ。

 

けど昨日のランチはとてもおいしく、行ったお店はいいお店だった。古書店や本屋さん、行くの好きなのだけど、家の積読溜まりと片付け中の身であることをを思うと、目当てのものが置いてなかったり、よほどこれ!というのに出会わなければ、立ち読みチェックだけになりがちで行くのも悪いなという気もする。何か別のものがあれば買ったり。昨日は古い絵葉書を。昔の新幹線が昔の東京が映ってるのや、やや妙な味わいの冬山の絵。古書店の店主さん、地元紙に寄せておられたエッセイではドライでクールな印象だったのだけど(そういう人も好きだけど)、かわいらしく良い普通さのある、友達と話しているような感じのする方だった。立地もあるのだろうけど、落ち着いた佇まいの店内で、薄暗い明かり、でも本は十分に読める明るさ、お香の香りもちょうど良く、こんな空間で日々過ごすって、どんな感じなんだろうな。広い土間や、ふと腰かけられる場所のある、古い家。祖父母の家もこんな感じで段々としていた。

 

昨日はスコーンもおいしかった。お土産に買って帰ったお団子もおいしかった。最近食欲がおかしい。