Tout est pardoneé とは

前のに書いた関口さんのFB記事。はっきり誤訳だと指摘し、訂正を望まれてる。

Ryoko Sekiguchi - 以下の記事は大幅な加筆の上、「シノドス」に掲載しています。... | Facebook

 

AFP特派員の方のツイートでも誤訳指摘。

Karyn NISHI-POUPEE on Twitter: "シャルリーエブドの最新版の一面に出る風刺画のタイトル「Tout est pardonné」の意味は「全ては許される」ではなくて、「全ては容赦された」です。一部の日本の報道が間違って翻訳したらしい。 http://t.co/2qLi7NBe8p"

 

Karyn NISHI-POUPEE on Twitter: "日本人のジャーナリストは、「Tout est pardonné」の本当の意味が分かりません。「全ては許される」の意味と違うと言っても、説明しにくい。「全ては赦される」を書いた方がいいと指摘しても、こんな漢字は、誰も使っていないので、誰も意味が分からないと彼らが答えてしまった。"

 

Karyn NISHI-POUPEE on Twitter: "「Tout est pardonné」の表現は、「水に流しましょう」のニュアンスもあると思います。許されない「許可しない」けど、過去の罪だから、許される「容赦します」。通じるかなあ。"

 

日本の新聞…読者の知性や知識や教養を深めたり高めたりしてはくれないのか。そしてやっぱり読者をなめてるとこもあるよね。どうせ分からないって。分かる人はいるし、知らなくてもこの字何?と知ろうとする人もいるでしょう。

 

今回気になってたのが、コーシャとかシナゴーグとかの言葉が日本の報道でさっぱり使われていないこと。モスクは少しは聞いたかなあ…聞かなかったかも。日本なんだから日本語で、というのも大切だと思っているけど、こういう固有名詞的なとこは日本語と併せて使ってもいいんじゃないのかと思ったりした。知識としてだったり、日本でなじみの薄い宗教についての紹介の意味でも。せめて音声のニュースでは。文字だと文字数あるから特集とか子供向け記事とかで書いといたらいいけど。日本語でいいんじゃ?と思うことはやたらカタカナだったりするんだから。